日本でも市民権を得た感のあるハワイ料理「ポケ」ですが、
その味わいのバリエーションは果てしなく……。

マグロと香味野菜を、ごま油、しょうゆ、塩などでマリネした「ポケ（poke）」。シーフード大好きな日本人の国民性とも相まって、一般的なメニューとして知られるようになってきました。ハワイ料理以外の飲食店のメニューで見かけたり、テレビのクッキングコーナーでも取り上げられたり……。でも、現地のポケは私たちが思っている以上に奥が深いのです。

ハワイでは、日本のお総菜屋さんのようにポケを量り売りするお店が多く、驚くのはそのメニューバリエーションの多さ。アヒと呼ばれるまぐろはもちろん、たこ、えび、サーモンなど具材はさまざまで、味付けもオーソドックスなしょうゆ・塩味に加えてマヨネーズやココナッツを使ったクリーミーなもの、ピリリとペッパーの効いたスパイシーなものまでずらりとそろいます。和えられる具材もねぎやオニオンなどの香味野菜だけでなく、オゴなどハワイならではの海藻や、とびっこなど、挙げ始めたらきりがありません。

そんな現地の味を日本で再現したい！という飲食店さんや、PB商品として売り出したい、というメーカーさんのお声もちらほらあり、SIMPLE COMPANYでもすでにポケソースの開発実績があるのです。日本とは少々異なる現地のおしょうゆやシーソルトのフレーバーなど、もちろん予算の兼ね合いがありますが、極力ロコの味に近づけることができるのは長年ハワイとお仕事をしているSIMPLEならでは。と、ちょっとだけ自慢したところで今日はお開き。書いていたらおいしいポケをつまみに一杯やりたくなってきました……。