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ハワイでは伝説にも多く登場する、神聖な「タロイモ」。
鹿児島の老舗酒造とコラボで、焼酎の仕込みを開始しました。
サトイモに似た大きな葉が生い茂る水田――。ハワイでそんな風景を見かけたら、かなりの確率でそれはタロイモ畑でしょう。タロイモは、現地の人たちにとって非常に重要な食材。それにまつわる伝説も多く、ハワイの人々の祖先はタロイモだった、なんて話もあるほどです。伝統的には、焼くか蒸すかしたタロイモをすりつぶした「ポイ」という食べ方が一般的。最近ではタロイモチップスやタロブレッドなど、さまざまな調理法で楽しまれています。
「タロイモを使って、日本で焼酎をつくってみたい!」。3年前(2015年)にそんな壮大な夢を語り始めたのは、鹿児島出身の弊社スタッフ。さっそく現地へ飛ぶと、150年近い歴史を誇る「神酒造」さんとご縁がありました。老舗酒造ながら、この突拍子もないアイデアを「いいね、それ!」とおもしろがってくれた社長の神 孝輔さん。前人未到のこのタロイモ焼酎プロジェクトでタッグを組むことが決まりました。肝心の原料となるタロイモは、ハワイの人たちが「BEST」と口をそろえるカウアイ島産。役者はそろったのです。
2018年1月、いよいよ仕込みが開始。年季の入った甕の中で、タロイモが初めての変身をとげる準備が始まりました。1年のときを経て、この焼酎が商品として完成するのは2019年の初め頃。どんな味になるか楽しみです。……と言いつつ、気の早いスタッフ一同、じつは仕込みから半年の時点で味見済み。これがなんとも上品で甘い香りのまろやかな口あたり! こんな唯一無二のオリジナル商品なんかも開発しちゃうのがSIMPLE COMPANY。夢やアイデアや野望をおもちの方、ぜひ一度ご相談くださいね。と、最後はちょびっと宣伝でした。